昨日、陸前高田のカズオさんから、お便りを頂きましたので、掲載させて頂きます^^;
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さて、陸前高田も
一気に寒くなってきました。
桜ライン311の植樹が
9日から始まりました。
次回は16日の土曜日。
あまり寒くならないことを
祈っています。
写真は、桜ライン311の活動の様子です。
陸前高田市内の津波到達点の土地をお持ちの方に呼びかけて、
確認と草刈りをして夏を過ごしました。
津波到達ラインのほとんどが
個人所有地です。
住宅がなくなったとは言え、
勝手に桜を植えるわけには
行きません。
高台移転の候補地にもならず、
売買予定もなく、
住宅再建をしないと
決めた土地にしか植樹できません。
そのような土地の所有者さんから許可をいただいた土地から植樹しています。
草刈をし、苗木を運んで
スコップ・ツルハシ、
水や肥料を用意して
植樹ボランティアさんを
待ちます。
個人参加から
企業からの団体参加まで。
いろんな形で
参加して頂いております。
穴を掘り、苗を植え土をかける。
単純なハズなのですが、車さんも知っての通り、植物という生き物は、
穴の掘り方・土のかけ方・支えの仕方・土の種類で育成が大きく違います。
それを、
日本中から来る
老若男女に伝えて
作業してもらう。
完全な結果につなげることは
なかなか難しいものです。
多くのボランティアさんに植樹していただきましたので、
すべて根付いて欲しいのですが、なかなかそうも行きません。
枯れたり、鹿に食われたり、
病気になったり。
その都度、勉強勉強。
早く、植樹した桜が
ラインになる日が来ることを
祈るばかりです。